柿渋染め刺し子糸 | 2020年染分 (K_2105 シリーズ)

SOLD OUT

【商品情報】

柿渋染め刺し子糸（K_2105 シリーズ）。
2020年に染めた柿渋染刺し子糸です。

*K2Bは写真では黒に見えますが、実際は焦げ茶色のような色です。白背景で写真を撮ると、どうしても光の反射での色の調整が難しいので、背景を白ではない動画等の準備をしております。草木染め刺し子糸なので、全て同じ色にはなりえないのですが、「真っ黒」の刺し子糸ではない点をご了承頂ければ幸いです。気になる方は、動画作成まで今しばらくお待ち下さい。

*お買い上げ頂いた方より、「黒ではなく焦げ茶」とご感想を頂きました。

#K1 - 2105
#K2B - 2105
#K3 - 2105
#K4 - 2105
#K5 - 2105

原材料：エジプト綿 100%
全長　：約145m
重さ　：約28g

*染色は岐阜県内の柿渋染め専門家に依頼しております。

☆☆☆

とても人気を頂いている柿渋染め刺し子糸。毎回売り切れてしまっていて、今回、漸くK_2105シリーズとして販売を再開できることとなりました。前回のK_1910シリーズと同じ様に、2018年以前に染めた柿渋染め刺し子糸と比べると、光沢が少ないものになります。刺し子糸において光沢の有無は好き嫌いが出る所で、どちらが良いとか正解とかっていうのは無いのですが、今回のK_2105シリーズのように光沢が少ないものは、僕も恵子さんも好みです。

【ご留意頂きたい点】

*今回染めた柿渋染め、糸そのものに少々の”きしみ”があるように感じます。染め重ねた色（黒とか濃い色）のきしみ感が強いです。各糸を柔軟剤に付けて柔らかくしてからの販売も考えたのですが、せっかく全て天然の柿渋で染めている刺し子糸なので、敢えてきしみがあるままお届けできればと思っています。カセの段階では感じられる”きしみ”ですが、刺し子をする段階ではそれほど違和感はなく刺し子ができています。柔軟剤を入れたぬるま湯に潜らせて頂くと、きしみ感は薄くなるかと思います。

*KB2等、黒に近い濃い柿渋染めは、柿渋の「層」がございます。運針をする際の摩擦で、この層を少し布に残してしまう可能性がございます。その摩擦から発生する色移りはそれほど目立つものではないのですが、「白い糸に刺し子をして、その後に刺した糸を抜く」と、針目はなくなっているのに黒い点が目立つようになってしまう事例を確認しました。白い布に刺し子をしても、やり直しさえなければ、コントラストの強い、とても綺麗な刺し子になると思います。逆に紺地等の濃い布に刺し子をされる場合は、やりなおしをされても気にならないレベルの色残りです。今回の段染めの黒に近い濃い部分が、運針の際の摩擦のため、針穴サイズの点が糸を抜くと目立ってしまう点、予めご了承頂ければと思います。

*繰り返し行っている実験の結果、顕著な色落ちはないと判断しておりますが、草木染めの性質上、多少の色落ちがある可能性もあります。ご了承くださいませ。洗う必要がある場合は、中性洗剤、もしくは水のみの利用で、つけ置き洗いは避けて下さい。PH値が変化する漂白剤や蛍光剤、またはそのどちらかが入った洗剤のご使用は辞めて下さい。柿渋染めは太陽光（UV）で色が変わりますので、保管にはお気をつけ下さい。